満足できるローコスト住宅を建てるために~坪単価が安い福岡の住宅メーカー・工務店なび~
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博多や天神など人気エリアが多く、アクセスにも便利な福岡。生活の場として、そして家を建てる土地として考えた場合、住みやすいエリアなのでしょうか。ここでは平均坪単価や学区など、福岡で家を建てる前におさえておきたい情報をまとめています。
福岡ではローコスト住宅を実現してくれる工務店も多く、中には、自己資金なしでマイホームを建てることが可能な例も。もちろん、坪単価が低めな土地を選ぶなどの工夫も必要ですが、総額1,500万円以下で注文住宅を実現させられるケースもあります。
注文住宅を建てるのであれば、ある程度の年収と貯金があって、自己資金を用意できなければ無理だと考える方も多いでしょう。ですが、福岡の注文住宅はこれらの条件が揃わなくても実現可能。一例をあげてみると、月収28万円で自己資金なしの方や、月収25万円前後の固定給ではない方で、住宅ローンを利用して注文住宅を建てたという事例もあります。
福岡県内はエリアによって坪単価に差があるので、極端に単価の高い福岡市中心部などを除けば、比較的低予算で住宅を建てることもできるでしょう。福岡はバスが多い地域としても有名なので、坪単価の低い郊外に住宅を建てた場合でも、バスの利用で便利に暮らせそうです。
福岡には三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行などのメガバンクが揃っているので、利用できる住宅ローンは多岐にわたります。もちろん、その他の銀行としても、福岡の地方銀行である福岡銀行、西日本シティ銀行なども利用可能です。
住宅ローンを利用するときに最も大切な金利については、福岡銀行、西日本シティ銀行はほとんど変わりがなく、2018年4月現在で10年固定だと当初1.25%。みずほ銀行の全期間重視プランで固定10年の場合は0.65%~1.20%、りそな銀好では全期間型だと固定10年で1.295~1.350%となるものの、当初型にすると0.645~0.700%となります。
現在ではネット銀行も多いので、それらを利用するという選択肢もあるでしょう。ですが、ここでご紹介した店舗型の銀行を利用しようとすると、地方銀行よりもメガバンクの方が、少し金利は低くなる可能性があります。
住宅を建てるときに最も大切となってくる坪単価ですが、福岡県内は市区郡によって、坪単価にかなりの差が発生する県です。調査してみたところ、最高相場と最低相場を比較すると、約20倍もの差が発生しました。
福岡県内で最も坪単価が高くなっているのは、福岡市の中央区。福岡市内は全体的に坪単価が高めですが、やはり市の中心である中央区が最高となっており、次点で福岡市博多区となりました。反対に、最も坪単価が低いのは大川市。大川市は九州の他の地域と比較しても坪単価が低くなっているので、ローコスト住宅を実現しやすい市だと言えるでしょう。
ただし、通勤や通学の関係で福岡市内に住まなければ不便だと言う場合は、比較的坪単価の低い東区がおすすめ。東区の坪単価は中央区と比べて1/3程度となっているので、住宅に充てる費用をかなり抑えられるようになります。
人口の偏りという理由もあるのでしょうが、福岡県内の小学校・中学校は福岡市と北九州市に数が多く、その他の市とは大差をつけています。2018年4月時点での福岡県内の小・中学校数を、福岡市、北九州市、久留米市、大野城市の4つの市で比較してみました。
学校数 | 児童数 | 1校あたりの児童数 | |
---|---|---|---|
福岡市 | 144 | 80,077 | 80,077 |
北九州市 | 131 | 47,617 | 363 |
久留米市 | 46 | 16,688 | 362 |
大野城市 | 10 | 6,297 | 629 |
福岡県内にはその他の市もあるので一部のデータですが、このように比較してみると、北九州市、久留米市の児童数に対する学校数の比率はほぼ同じですが、福岡市と大野城市は児童数に対して学校数が少なくなっています。
学校の多い福岡市と北九州市で比較すると、北九州市の方が1校あたりの児童数が少なく、のびのびと教育が行われている印象。それに対して、福岡市は多くの子どもたちが1校に集まるので、友だちも多くできる傾向にあると言えるでしょう。
福岡以外の都市で住宅を建てようと考えたとき、地下鉄などの駅の近くにしようと考える方が多いと思います。ですが、福岡の場合は、他の都市と比較して「鉄道の駅の近くに住宅を建てると便利」という考えが希薄です。その理由は、福岡の通勤・通学にはバスが多く利用されているから。
福岡は路線バスが多い都市として有名で、福岡の路線バスを運行している西日本鉄道のバス保有台数は、2015年時点で全国1位。しかも、2位の神奈川中央交通グループに比べると、800台ほどの差をつけての1位だったので、その数の多さはかなりのものです。
そのため、通勤に便利な場所に住宅を建てようとしたときには、会社近辺まで直通のバス路線が通っている停留所の近くが便利です。もちろん、福岡は鉄道も多く通っているので、鉄道の駅近くという選択肢もありますが、他の地域に住宅を建てようとするときよりも、バス停留所の場所がキーとなることは間違いないでしょう。
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