ローコスト住宅でも二階建ては建てられる

昨今、ローコストな二階建て住宅を取り扱っているハウスメーカーや工務店、建築会社が増加傾向にあります。資材や設備を一括に仕入れたり、人件費を節約したりするなど様々な工夫がされているため、費用を抑えた二階建て住宅を建てることができるのです。

二階建て住宅とは？

二階建て住宅とは一階と二階の間に階段がついており、ファミリーに人気が高いです。ローコストで二階建て住宅を建てられるメーカーも増えており、二階建てを建てようか検討している方もいるのではないのでしょうか。住宅づくりの前に、二階建て住宅のメリットやデメリットなどしっかりと把握しておくことが大切です。

ここでは、二階建て住宅にはどのような種類があるのか詳しく解説していきます。

総二階建てとは二階建て建物のことで、一階と二階の面積や作りがほとんど同じ住宅のことを指します。外壁面積が少なく、気密性や断熱性に優れていることも特徴です。

部分二階とは、一階よりも二階の方が面積が小さい住宅のことを呼びます。メインの部屋は1階につくり、2階には寝室や子供部屋などを設けられることが多いです。

ここでは、二階建て住宅のメリットについて詳しく解説していきます。

二階建て住宅は一階と二階の面積を同じにすることで、外壁や建材などの材料費の節約に繋がり、コストカットできるのが大きな魅力です。ローコスト住宅の場合、人件費の削減も行っているため、コスト節約を考えている方にぴったりだと考えられます。

二階建て住宅はシンプルな形状のものが多く、工期短縮につながるのもポイントだと考えられます。

二階建て住宅は一階と二階が同じ作りとなっているためバランスがよく、壁や柱の位置を合わせやすいので耐震性が高いと考えられます。

足がかりとなる一階部分がないため二階へは侵入しづらくなるというメリットがあります。補助鍵を付けたり、サッシの防犯対策を講じたりすると、より防犯強化できると考えられます。

二階建て住宅は外壁面積が少なく、断熱性や気密性に優れていることでも知られています。冷暖房の費用を抑えられるため、年中快適に過ごせるのも嬉しいポイントです。

続いては、二階建て住宅のデメリットについてもチェックしていきましょう。

二階建て住宅は、一階と二階の外壁に凹凸がなくデザインが単調になりやすいです。窓の配置や外壁のカラーなどを工夫すると、シンプルでありながらおしゃれな住宅に仕上げることが可能です。シンプルさを生かしたおしゃれな住まいを参考にしてみるとよいでしょう。

二階建て住宅は道路に対して二階が奥まっていないので法的規制を受けやすくなることが考えられます。敷地いっぱいに住宅を建てることが難しい場合も。二階建て住宅を建てたい場合、土地探しから行ってくれるメーカーを探すことがおすすめです。

二階が広くても、1階の大きさに合わせる必要があるため、家族の暮らし方に合わせた間取りを考える必要があります。狭い敷地に二階建て住宅を建てる場合、収納場所を工夫すると広く使える場合があるため、ハウスメーカーに相談するとよいでしょう。