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ふくおか県産材家づくり推進助成制度とは?

福岡でローコスト住宅を手に入れたい方に対し、ここでは、福岡県が用意している「ふくおか県産材家づくり推進助成制度」をご紹介します。 ローコスト住宅を建てたいならば、坪単価や設備費等を節約するだけではなく、助成制度も上手に活用したいところ。安心の県産材を使用して高コストを節約できるならば、それに越したことはありませんね。

助成制度令和2~3年度募集について

助成対象者

①自らが居住する目的で、②福岡県内で、③県の定める建設基準に適合する住宅を、④新築または購入する方、が助成対象者となります。④の「購入」については、過去に人の住居の用に供したことがない家」であることが条件となります。

助成基準及び助成内容

基本タイプ

  • 長期優良住宅の普及の促進に関する法律第6条にもとづく認定を受けていること
  • 一戸建ての木造軸組構造であること
  • 使用する木材のうち70パーセント以上を県内加工材とし、かつ県産木材を5立方メートル以上使用すること (県産木材とは、福岡県産木材供給体制推進協議会の県産木材認証事業体又は福岡県産木材供給連絡協議会が発行する証明書があるものを言います。)
  • 耐震等級3を確保していること
  • 高齢者配慮等級3を確保していること

引用元: 「ふくおか県産材家づくり推進助成制度」

追加タイプ

  • (1)県産木材振興型
  • 県産木材10立方メートル以上使用し、かつ、内装の木質化(見附面積12平方メートル以上)を1室以上行うこと。

  • (2)環境配慮型
  • 省エネルギー設備として住宅全体に熱交換型換気システムを設置し、又は創エネルギー設備として太陽光3kw以上若しくはエネファーム0.4kw以上を設置すること。

  • (3)新しい生活様式型
  • インターネットの利用が可能な環境を整備したリモートワーク専用のスペース(3平方メートル以上)及び玄関付近の手洗い場を備えること。

引用元:「ふくおか県産材家づくり推進助成制度」

募集期限・受付期間

  • 募集期間:令和3年2月22日から12月28日まで
  • 認定通知または承認通知を受ける前に工事に着手(根切り工事または基礎杭打ち工事に着手した時点)した場合、助成を受けることができません。
  • 交付申請は、竣工日(完了検査済証の日付または登記簿謄本の原因発生の日付)から1月が経過した日または令和4年3月15日のいずれか早い日までに行ってください。

引用元:「ふくおか県産材家づくり推進助成制度」

申請の流れ

注文住宅を例に、申請から助成金支給までの流れを見てみましょう。

  • 1.提出書類の用意
  • 申請者は、「ふくおか県産材家づくり推進助成金交付対象者認定申請書(様式第1号)」を始め、申請に必要な一連の書類を用意します。

  • 2.認定申請(様式第1号)
  • 用意した書類を県に提出し、認定申請を行います。

  • 3.認定通知書送付(様式第2号)
  • 県の住宅計画課から申請者に対し、認定通知書が送付されます。

  • 4.提出書類の用意
  • 申請者は、「ふくおか県産材家づくり推進助成金交付申請書(様式第8号)」を始め、審査に必要な一連の書類を用意します。

  • 5.交付申請(様式第8号)
  • 用意した書類を県に提出し、交付申請を行います。

  • 6.内容審査
  • 書類に基づき、県が交付申請内容を審査します。

  • 7.助成金交付決定及び通知書送付(様式第9号)
  • 県の住宅計画課から申請者に対し、助成金交付決定及び通知書が送付されます。

  • 8.助成金支払い
  • 県から申請者に対し、助成金が支給されます。

参照元:「ふくおか県産材家づくり推進助成制度」

まとめ

ローコスト住宅を建てるためには、建設会社のセレクトや各種コストカットに加え、助成制度の活用も非常に有効。県だけではなく国でも助成制度を用意しているので、条件を満たしている場合には積極的に申請を行っていきましょう。

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