満足できるローコスト住宅を建てるために~坪単価が安い福岡の住宅メーカー・工務店なび~
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ローコスト住宅だから防音対策はできない、と諦めてはいませんか。ここでは、ローコスト住宅で防音対策を取り入れる方法を紹介しています。
ローコスト住宅で防音対策を講じるなら、間取りを工夫しましょう。リビング階段は、上外階で騒ぐ声が響きやすくなる恐れがあります。お子さんがいる家庭や、家族の生活時間が異なる家庭では、特に気をつけたいポイントでしょう。都合上リビング階段を採用したい場合は、階段前にドアを設けるだけでも音漏れを防ぐ効果が期待できます。
また、リビングの天井を吹き抜け天井にする場合も、室内音が反響するリスクがあります。吹き抜け天井を採用したい場合は、寝室や子ども部屋を吹き抜け部分から遠ざけて配置すると、反響音を防ぐ効果が期待できるでしょう。
ローコスト住宅で防音対策を取り入れるなら、二重構造に近づけることがポイントだといえます。緩衝材の挿入で二重構造に近づけると、防音効果が期待できます。また、床や天井に遮音性の高いボードや吸音材を敷設すると、外からの音が侵入しづらくなるでしょう。
隙間なく施工すると、断熱性能だけでなく、防音性も高まります。ローコスト住宅を建てる際は、高気密高断熱の家づくりをしている施工会社に任せると、あわせて防音効果も期待できます。
家の開口部である窓が大きいと、外の音の影響を受けやすくなります。外の音を通しにくくするには、窓のサイズを小さくするか、あるいは2枚以上でできた複層ガラスを採用するという手があります。複層ガラスは高音域に対して防音効果を発揮するため、低音域までカバーしたい場合は防音ガラスを用いると良いでしょう。
また、隣家の窓から離れた位置に窓を設けるのも、防音効果が期待できます。物理的に距離を離すのに限界がある場合は、内窓を取り付けて防音性を高める方法もあります。
外からの音ではなく、室内の音漏れを防ぎたい場合は、防音室をつくるという方法があります。既製の防音室を設置すると、施工費用が6畳あたり250万円程度とコストを抑えることができます。一から施工する場合は、6畳あたり300万円程度のコストがかかるでしょう。
設置型の防音ブースを取り入れる場合は、もう少し価格が抑えられ、1畳あたり10万円程度から設置が可能です。ただし、上記はあくまで目安であり、防音性を高めるほどコストがかかります。また、後から設置を検討する際は、耐荷重により設置場所が限られる可能性が高いので注意しましょう。