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ローコスト住宅のオプションの選び方は?

ローコスト住宅のオプションにも様々な種類があります。ここでは、ローコスト住宅のオプションの種類と余分なコストを抑える選び方について解説します。

ローコスト住宅にはどんなオプションがある?

耐震性に関するオプション

建築基準法では最低震度6弱~7でも倒壊しない程度の耐震性維持が定められており、ローコスト住宅もその基準を満たしています。しかし、日本は地震大国なので追加費用を払ってでも耐震性オプションを充実させたい人が多いようです。
ローコスト住宅の耐震性に関するオプションは以下のものを設置することであり、構造部分に直接設置します。

  • 耐震パネル
  • ダンパー
  • 耐震金具など

断熱性に関するオプション

断熱性能の高い家は外気の影響を受けにくくなるため、季節関係なく快適に過ごすことができます。夏や冬でエアコンをあまり使わなくなっていき、最終的に光熱費も大幅に削減していくかもしれません。

ローコスト住宅は必要最低限のグレード設備や資材を使うことで、安く家を建築するので、断熱性が低い可能性があります。そのため、追加費用を払って断熱性能を高める人も少なくありません。
ローコスト住宅の断熱性に関するオプションは以下のものを施工することです。

  • 外断熱
  • 遮熱シート
  • 窓のサッシのグレードをアップして複合窓にするなど

設備に関するオプション

お風呂やキッチンといった水回りの設備は、住宅を建設する際にこだわりたい方はポイントの一つではないでしょうか。そのため、大手ハウスメーカーが用意している設備は、標準装備でもグレードを高くしている場合が多いです。

ローコスト住宅設備は基本的にベーシックなものなので、機能や仕様をグレードアップさせたい場合、追加支払いする必要があります。その場合、複数のローコスト住宅を実際見比べることで、本当にグレードアップの必要があるかどうか見極めましょう。
ローコスト住宅の設備に関するオプションは以下のものをグレードアップさせることです。

  • キッチン
  • お風呂
  • トイレなど

余分なコストを抑えるためのオプションの選び方は?

オプションの予算を決めておく

標準仕様のままならオプション費用はゼロになりますが、実際建築するとなると追加する人がほとんどでしょう。
オプション費用は、床暖房や蓄電池設置など、建築希望内容により幅があるため、あらかじめ予算を決めておきましょう。

標準仕様の不要な設備を外す

玄関収納や浴室暖房乾燥機など、あると便利ですがお金を払ってまで欲しくない設備は、標準仕様から外せないか確認してみましょう。
標準仕様の中から不要な設備を外すことで、その分コストダウンになります。ただし、外せても減額に繋がらない場合もあるのでご注意ください。

付けたいオプションは先に伝える

付けたいオプションがある場合、必ず契約前に担当者へ全て伝えましょう。もしかしたら大幅な値引きや金額の大きなオプションを一つサービスしてくれるかもしれません。
他社との相見積もりを行った上で付けたいオプションがあると伝えるとさらに効果的です。

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