満足できるローコスト住宅を建てるために~坪単価が安い福岡の住宅メーカー・工務店なび~
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福岡でローコスト住宅を建てる場合、特に重要なのは坪単価をチェックすることです。こちらでは福岡の住宅メーカー・工務店が提示する坪単価の平均や確認しておくべきポイント、費用を抑えてローコスト住宅を建てる方法について紹介します。
坪単価とは、1坪あたりの住宅施工費用のことです。
住宅の本体価格を延床面積(坪数)で割って算出されます。 例えば、延床面積30坪の住宅を本体価格1,800万円で建てた場合、坪単価は60万円という計算になります。
計算式:1800万(本体価格) ÷ 30(坪数換算の延べ床面積) = 60万(坪単価)
上記の計算はあくまで一例です。というのも現在、坪単価の算出の仕方には明確な定義がされていません。
住宅本体の工事費のみで算出している住宅メーカーや工務店があれば、住宅の本体価格に照明やエアコン、洗面化粧台、システムキッチンなど必要な設備をすべて含めているところもあります。
ローコスト住宅を建てたいと考えている方は、坪単価に必要な設備が含まれているか否かのチェックを必ず行うようにしましょう。
福岡でローコスト住宅を建てている住宅メーカー・工務店の坪単価は次の通りです。
※当サイトで紹介している工務店38社の中から、自由設計&長期優良住宅に対応している工務店を坪単価の安い順に紹介しています。
※各社の公式サイト上に掲載されている一番安い坪単価を参照(2021年5月調査時点)
紹介した住宅メーカー・工務店の中で坪単価が最も安いのは、「29.9万円~/坪」の吉源工務店です。
安いことが全てということではありませんが、ローコスト住宅を検討しているのであれば価格が一番気になるところだと思います。
住宅購入の際には今回の調査も是非参考にしてみてください。
坪単価をチェックするときに押さえておきたいのが「延べ床面積」と「施工床面積」の違いです。
これらはどちらとも坪単価を算出するときに使用するもので、以下はどちらも"坪単価"の算出式です。
延べ床面積は、住宅各階の床面積を合計して求めます。
ここで用いられる床面積は、柱や壁の中心線で囲まれたエリアの水平投影面積です。
水平投影面積とは、土地や建物を真上から見たときの面積を意味します。
凹凸などがあっても水平と考えて面積を測ります。
延べ床面積のポイントは、玄関ポーチやバルコニー(出幅2m以下)、吹き抜けの床がない部分、ロフト(高さ1.4m以下)、外部階段などの面積を含まないことです。
施工床面積は、住宅メーカーや工務店が実際に施行する面積です。
言い換えると、家を建てるときに工事する箇所すべての面積の総面積となります。
よって、延べ床面積では含まない、玄関ポーチやバルコニー、ロフト、外階段なども施工床面積に含みます。
ここが延べ床面積との大きな違いです。
ということで同じ建物の延べ床面積と施工床面積を比べると、施工床面積が大きくなります。
ちなみに延べ床面積の測り方は法律で決まっていますが、施工床面積の測り方は法律で決まっていません。
住宅メーカーや工務店が自社で測定している面積だからです。
具体的な、測り方は住宅メーカーや工務店で異なります。この点にも注意が必要です。
先ほども述べましたが、同条件では【延べ床面積<施工床面積】となります。
ゆえに同じ建物であれば本体価格は同じなので、施工床面積を用いて計算したほうが坪単価は安くなります。
住宅メーカーや工務店の中には、見せかけの坪単価を安くするため延べ床面積ではなく施工床面積を用いて坪単価を算出しているところがあるといわれています。
施工床面積の測り方に決まりはないので、できるだけ面積が大きくなるようにしている住宅メーカー・工務店があるかもしれません。
坪単価を調べるとき、あるいは比較するときは、算出の根拠になる計算式を確認することが重要です。 見せかけの坪単価だけを比較すると、本当にお得な住宅メーカーや工務店を見つけられない恐れがあります。
気になる住宅メーカーや工務店が見つかった方は、営業担当者などに坪単価の計算式を確認すると良いでしょう。
住宅の本当の価値がわかります。
ローコスト住宅に強い住宅メーカーや工務店なら、坪単価を50万円以内に収めることができます。総額は1,500万円になり、福岡の平均坪単価およそ58万円と比較すると、240万円分の費用を削減することが可能です。なかには坪単価40万円を切る優良工務店も。その場合の総額は1,200万円になり、540万円もの費用を削減することができます。
また、ローコストでも理想の住宅を建てられるかどうかが重要なポイントです。住宅のデザインや間取りはもちろん、耐震性・耐火性といった安全面や暮らしの快適性にもこだわれる工務店が福岡にはたくさんあります。そのほか、アフターサービスが充実しているか、トラブルが起きた際にすぐ対応してくれるかをチェックしておくと良いでしょう。
ぜひ、ローコストでも高クオリティの住宅を提供してくれる坪単価の安い住宅メーカーや工務店を選んでくださいね。